周辺観光のご案内
「かじか庵」を拠点に、大分~竹田~久住湯の観光レジャー施設やイベントなどへアクセスがしやすい周辺の観光名所をご案内いたします。
大分県直入町の周辺観光
ガニ湯
長湯温泉街のシンボルの1つであり、人間の娘に恋をした蟹(カニ)の伝説が残る温泉です。
川沿いにある混浴露天風呂は柵も囲いもなく、自然の開放感あふれています。橋の下にある脱衣所で着替えて入ります。入るのに少し勇気が要りますが、女性は水着の着用が可能です。
24時間入浴可能ですが、タオルなどの設備はありませんので入浴を予定される方は事前にご準備ください。
丸山公園
長湯温泉の町を見下ろす位置にある丸山公園は、春になるとソメイヨシノとヤマザクラが咲き誇ります。川を挟んで御前湯から見上げる桜も美しいです。
ドイツ風建築・飲泉場 COLONADE
県道30号線沿いにある、いつでも炭酸泉が汲める無料の飲泉場です。長湯温泉はドイツとの国際交流をおこなっています。ヨーロッパでは飲泉文化が中心で歴史的施設があります。この飲泉場は、町づくりの拠点施設として整備されたものです。
温泉療養学の松尾博士は、「飲んで効き 長湯して利く長湯のお湯は心臓胃腸に血の薬」と長湯温泉を讃えた詩を残しています。※飲料が出来ない場合も御座いますので、現地もしくは観光協会等でご確認下さい。
桑畑湧水
長湯温泉の周辺には多くの湧水が湧いており、水汲み場も多く設けられています。その中でも桑畑湧水は道路沿いにあるので、大きな容器を車で持ち込み水を汲む方が多いスポット。時間帯によっては行列もできてしまう人気ぶりです。
温泉街を散策がてら、ペットボトル片手に湧水の飲み比べも楽しいですよ。
長湯ダム
長湯ダム湖の周辺は公園として整備され、やすらぎ広場など気持ちよく散策ができるエリアです。ダム湖の奥には美しい、緑の山並みが連なりベンチ に腰掛けくつろぐのもオススメです。
清滝
落差40mの清滝(きよたき)は、霧状のシャワーのように岩山からしみ出てきます。このあたりは紅葉の名所でもあり、滝見散歩道や飲泉場もあります。
岩から漉し出た岩清水が細雪のように優雅に、ゆっくりと滝壺に降り注いでいる詩的な姿に特徴があります。滝壺までは谷川に沿って歩くこと10分。
変化に富んだ川石やケヤキなどの広葉樹林が四季それぞれの表情で散策の楽しさを倍増させてくれます。
滝壺には浮き桟橋が架けられ、細れ石が大きな岩屏風となりその上から岩清水が無数の水滴になり降り注いでくる神秘的な滝です。
小津留湧水・水の駅おづる
小津留湧水は大変良質な湧水で、毎分4~5tを湧出しており、24時間無料で飲み放題くみ放題です。
県道沿いにあるため、交通アクセスも大変便利で多くの人々に親しまれています。道の反対側に設置されたレストランと農産物等直売所「水の駅おづる」では、新鮮な地産地消の産物が毎日棚を賑わせており、湧水をくみにきた際に気軽に立ち寄ることができます。
大分県久住町の周辺観光
阿蘇くじゅう国立公園「久住高原」
広大な緑のパノラマが眼前に広がる久住高原(くじゅうこうげん)は、阿蘇くじゅう国立公園の一角に位置します。数百年という年月を「放牧」や「野焼き」によって、草原には貴重な植物が多く生息しています。中でも「野焼き」は、「くじゅう四季の草原、野焼きのかおり」として環境省の「かおり風景100選」に選ばれており、世界遺産に匹敵する価値を持っています。
ガンジーファーム
西洋風の建物が高原に合うガンジーファームでは、国内では珍しいイギリス原産の乳牛「ガンジー牛」を大切に育てています。
ガンジー牛のミルクは別名「ゴールデンミルク」とも呼ばれ、乳質成分のバランスに優れています。このゴールデンミルクを自家生産し、売店にて販売しています。売店では「ゴールデンミルク」を使用したソフトクリームが人気です。
「ガンジーレストラン」では、バイキングやチーズフォンデュなどこだわりのメニューが揃います。なかでもおすすめなのは「煮込みハンバーグ」で牛肉と豚肉を7:3の黄金比で配合し、手作りのデミグラスソースをたっぷりかけたジューシーなハンバーグです。
その他にも、酪農工場の見学や乳しぼり体験、ポニー乗馬などの体験も楽しむことができます。
くじゅう花公園
日本有数の大自然が残る雄大な久住高原に位置し、面積約20ha標高800mにあるくじゅう花公園。
広い園内にはチューリップやラベンダー、コスモスなど季節に応じて様々な花が植えられ、多くの観光客でにぎわいます。
園内には有機野菜や自家製パンなど、飲食店が多数あり、久住高原でおいしい食事を楽しむ事もできます。
老野湧水
名水百選に選ばれている竹田湧水群の1つであり、豊の国名水15選にも選出されている名水です。
370年前にこの地を訪れた2代目岡藩主・中川正久盛公が、この湧水の素晴らしさを讃えて建てられたといわれている妙見神社下の岩盤から湧き出ていて、水はそのまま拝殿の下を流れ主湧水と合流し池に注がれています。こんこんと湧く透明度の高い清水は、古くから飲料用や農業用などに広く利用されるなど、地元の人々に愛されています。
100m下ったところには、苔むした岩肌から流れ落ちる老野湧水の滝があり、一帯は水の公園のようになっています。
大分県竹田市の周辺観光
岡城跡
文治元年(1185)郷土の武将「緒方三郎惟栄(これよし)」が源義経を迎え入れるために築城したと伝えられており、その後文禄3年(1594)、中川公の入封によって岡藩の城となったと言われています。
現在残されている城郭は、初代藩主中川秀成(なかがわひでしげ)によって築城されたもので、本丸、二の丸、三の丸、西の丸などの主な曲輪(くるわ)から成っています。城の形が牛の寝ている姿に似ていたことから別名「臥牛城(がぎゅうじょう)」とも呼ばれており、本丸からくじゅう連山、近戸門からは阿蘇山と城下町を一望でき、二の丸には朝倉文夫作の瀧廉太郎像があります。
城内にはたくさんの桜の木があり、その美しさから『日本さくら名所100選』にも選定されています。
また、毎年4月上旬には雅な大名行列が行き交う「岡城桜まつり」が開催されています。
瀧廉太郎記念館
「荒城の月」で知られる音楽家、瀧廉太郎が12歳から14歳までを過ごした居宅の一部を記念館として一般公開おり、館内にはここでしか見られない直筆の額面や写真、手紙などの貴重な資料資料がたくさん展示されています。
また、廉太郎が幼少期を過ごした屋敷全体も歴史を感じられる作りで、当時の面影をうかがい知ることができます。
庭にある馬小屋として使われていた岩穴や、狐の親子が現れていたという場所など思春期を竹田で過ごした廉太郎にまつわる意外な発見を見つけられます。
瀧廉太郎の生涯を紹介した15分間のビデオも、随時見ることができるます。
扇森稲荷神社(こうとうさま)
商売繁盛・家内安全・学業成就などの神様であり、日本10大稲荷にも数えられ、新年や初午祭には多くの参拝者が全国より訪れるスピリチュアルな場所です。
江戸時代、第12代岡藩主・中川久昭公が江戸屋敷でのある夜、枕辺に立ったご神霊が翌日の登城について警告し、「稲荷狐頭源大夫」と名乗りました。次の日、道中で暴漢に襲われたものの、警告に従って警戒を怠らなかったため、事なきを得ました。
久昭公は稲荷神社に感謝し、国許へと使いを走らせ、社を新たに造営し、社号を「扇の森稲荷神社」としました。久昭公や家臣は、「狐頭様」と呼んで信仰したことから、今でも「こうとうさま」と呼ばれて親しまれています。
長い石段の上からは周囲を一望できる絶景のスポットです。
大分県豊後大野市の周辺観光
原尻の滝
「日本の滝100選」「大分県百景」のひとつにあげられている名瀑で、幅120m、高さ20mを誇り、9万年前の阿蘇山の大噴火、その大火砕流によってもたらされた「田園地帯に突如出現する」とてもめずしい大滝です。
滝の前には吊り橋がかかっており、その吊り橋からは滝を正面から見ることができます。下に降りて滝の近くまで行くこともできます。
用作(ゆうじゃく)公園
用作公園(ゆうじゃくこうえん)は、江戸時代に岡藩主が家老の中川平右衛門長伸に賜った別荘地で、明治13年には吉良家に譲り受けられ、現在では朝地町が管理しています。
岡藩の参勤交代の経路に位置するこの地には、藩主中川氏が参勤交代の途上などにたびたび立ち寄るとともに、田能村竹田や頼山陽といった文人墨客も多く来訪し、岡藩の玄関、接客所としての役割を果たしました。
北側の心字池、南側の丹字池の2つの池を中心に、500本を越えるモミジやカエデなどの紅葉樹が植えられ、11月の紅葉期間中の週末や祝日にはライトアップが行われ、多くの見物客で賑わいます。
普光寺の磨崖仏
豊後磨崖仏には巨大な彫像がありますが、当地の中で規模の大きさを代表するのがこの磨崖仏で、県下最大といわれています。
凝灰岩の垂直大壁一面に火焔を描き、その下に大きな両眼をむき出し右手に剣を握り左右に二童子、(向かって左が制多迦童子、右が矜羯羅童子)を従え、結跏跌座した不動明王像が中肉彫にしています。
表情は大らかさに溢れ、微笑ましくも無邪気という感じがして、見飽くことがありません。鎌倉時代の作と言われています。
豊後国志に言うところの日羅建立の7ヶ寺の内、普光寺にあたりこの不動三尊像も7ヶ所にそれぞれ彫った中のひとつと伝えられています。
神角寺
霊山寺、円通寺とともに豊後の三大寺院と称される神角寺は、欽明天皇の時代に新羅の僧によって建立され、その後戦火により荒廃しましたが、応安2年(1369)大友氏により現在の本堂(当時は東坊)を含む六坊が中興されました。
本堂は三間四方正四角形の建物になっており、屋根は宝形造り桧皮葺きで、国指定重要文化財の貴重な建物です。また、山門には一対の仁王像(国重要文化財)があり、東側の国見台には源為朝ゆかりの遺跡なども存在します。
また、別名「シャクナゲ寺」とも言われ、境内には樹齢100年を超える約500本のシャクナゲが植えられています。
稲積水中鍾乳洞
全国名水百選の清流白山川の上流に位置する稲積水中鍾乳洞は、日本最大の水中鍾乳洞、水中に鍾乳石が見られる世界でも珍しい鍾乳洞です。2億年以上前にでき、8万3千年前の阿蘇山大爆発によって水没したと言われています。
鍾乳洞の他に、美術館や昭和の町並みを再現した「昭和下町商店街」など見所満載の施設になっており、キャンプ場も隣接しています。
5月下旬から6月中旬には付近の白山川でホタルも見ることができます。