「湯処 ゆの花(はな)」のご案内
大分県で日帰り温泉なら長湯温泉のかじか庵へどうぞいらっしゃいませ。泉質が良く、湯量も豊富な天然温泉です。
長湯温泉は血行を促進するため、神経痛や心臓病に効き、また、飲めば胃腸の働きを活発にするので、胃腸病や便秘に効果があると言われています。ほとんどの施設が独自で源泉を持っているため、それぞれ含有する物質が異なり湯質・色などが違います。
当館の温泉の源泉は、地下から絶え間なく湧き上がる炭酸水素塩泉です。日によって変わりますが 毎分200~250リットルの自噴源泉です。
医学界からも証明された優れた効能だけでなく、「全国温泉地評価」(JTB出版)でも、上位八傑と高い評価を受けています。
2021年12月より、女湯にもサウナを設置いたしました(定員3名様)。
湯の花が咲く温泉
浴槽表面やお湯の中に漂う白い浮遊物は、「湯の花」と呼ばれるカルシウム等の温泉成分が固まってできたものです。
当館の浴槽は、「底入れ底出し方式」を採用し表面のお湯を排出しないようにしているため、表面の湯の花が目立ちますが、これは汚れではなく、豊富な温泉成分の証なのです。
天然温泉は加水、加温、循環、消毒等の手を一切加えず、自噴した源泉をそのまま勢いよくかけ流しにしております。また毎日の清掃も徹底しており、保健所の指導のもと検査も定期的に行っておりますので、どうぞご安心の上、大地の恵みを心ゆくまでお楽しみください。
良質な温泉の証である「湯の花」の量にびっくりされる方が多いのですが、まずはゆっくりとご入浴いただいてお湯をお楽しみ下さい。
源泉名 | 長湯温泉「かじかの湯」 |
泉質 | マグネシウム・ナトリウム・カルシウム一炭酸水素塩泉(重炭酸土類泉) |
湧出温度 | 46.6℃ |
湧出量 | 毎分250リットル(自噴) |
その他 | 加水・加温・循環・消毒は一切行っておりません。 |
●温泉分析表はこちらをクリックしてご覧頂けます。(PDFファイルにて開きます)
「底入れ、底出し」方式でいつでも新鮮な温泉です
かじか庵では、日本でも珍しい温泉の「底入れ、底出し」方式を採用しています。
長湯温泉の泉質は空気に触れるとその効果が半減してしまいます。これを解消し、また常に新鮮な温泉を対流させる為に、「底入れ・底出し」方式を採用しました。
当館の湯処ゆの花の浴槽には、自噴天然温泉のかけ流しを最高の鮮度で提供するための工夫がされています。通常の浴槽は吐水口が水面上にあり、上から新しいお湯が浴槽に注ぎ込まれます。
湯処湯の花の源泉である、かじかの湯(炭酸水素塩泉)に含まれる炭酸成分は、炭酸飲料を想像していただければ分かると思いますが、振動で抜けやすいものです。
また鉄分等は空気に触れることで酸化が進んでしまいます。そこで、湯処ゆの花では、吐水口を浴槽の底面に設け、新しい温泉をそっと静かに供給しています。
これによって湧出した温泉成分を損なうことなく、湧出したままの新鮮な温泉にご入浴いただくことが可能となっています。
また、浴槽からの排水は通常水面のオーバーフローによって行われますが、温度の高い新湯は水面に行くため、新湯をすぐに捨ててしまい、古いお湯がいつまでも底面に滞留してしまう可能性があります。
これに対して湯処ゆの花では底面からお湯を排出しているため、かけ流しの温泉は常に新鮮な状態に保たれています。
※当館の温泉は、炭酸ガスの成分が血液の循環を促進して、痛風や糖尿病、動脈硬化などの効果が期待できます。温泉の中に高濃度の炭酸ガスが溶けていますが、見た目には皮膚に気泡はつきません。
※露天風呂について・・・冬季は湯量が少ない日や温度が38~40°になるため、サウナの水風呂としてご利用ください。